ABOUT
イワミアーツプロジェクトって?
島根県出身のアーティストが発起人となり、島根県民とプロとして活躍するアーティストが集まって立ち上げた、「芸術による石見地域のまちづくり計画」です。
「石見(いわみ)」とは島根県西部のことを指し、この実行委員会では過疎化の一途を辿る石見地域を、芸術によって活性化させる事を目標とし、幅広いジャンルの芸術作品を創作、上演、展示するだけでなく、それらの「芸術を通して」自らの住む地域、日本や世界を構築する社会や経済について考える「シンポジウム」を開催するなど、様々な観点から石見地域の発展に繋げたいと考えています。
まだまだ小さな企画ではありますが、プロジェクトの回数を重ねることで徐々に様々な分野の芸術を取り入れ、最終的には石見を中心とした【総合芸術祭を開催すること】(演劇、音楽、体験型アート、現代美術、絵画、映画など様々な分野の芸術表現を一度に集め開催する芸術祭)を目指しています。
【2024年度の開催予定】
会場 温泉津温泉街各所
期間 2025年2月7日〜2月16日(初となる2週間に渡る開催!)
ジャンル 講談 演劇 音楽
これまでの活動
■ 第1回(2020年1月)
演劇公演温泉津温泉街にある築150年以上の古民家で、演劇公演!
明治時代に建てられた古民家ゲストハウスにご協力いただき、劇団晴天「共演者」昼夜公演を行い、述べ105名の方にご覧頂きました!真冬にも関わらず、お客様の熱気に会場が包まれておりました。
■ 第2回(2021年11月)
体験型アート展 & 演劇ワークショップ
Ponboksの遊べる体験型アート展「石ころ花の発見」
不思議な体験を生み出すクリエイター・Ponboks(ポンボックス)による「体験型アート」の遊べる作品展を開催。地域の財産である旧小学校の校舎を、体験型アートの舞台にすることで有効活用し、地域住民にも馴染みやすく、アートが身近で心温まるものになるよう企画しました。体験型アートは、プログラミングやプロジェクター映像、センサー機材などのデジタル技術によって構成され、鑑賞者が介入することにより、その世界観や驚きに感覚的に触れることのできる形式の作品です。石見の伝統芸能「石見神楽」で実際に使われる神楽面にプロジェクションマッピングで絵付けを行う「ハッケンペイント」など、全4作品の体験型展示を行い、老若男女220名ほどの方にご来場いただきました。4日間の会期中、毎日来場するお子さんもいるなど、夢中になって楽しむ様子がとても印象的でした。
温泉津温泉街にて『共演者』の公演を行った「劇団晴天」のメンバーが、どんな方でも参加できる演劇ワークショップを開催しました。
脚本作りや、朗読、ダンスなど、5つの講座を開講し、日々の生活と演劇をつなげる楽しい時間をつくれるよう企画しました。
◼︎第3回(2022年11月)
現代美術展&演劇が生活につながるワークショップ
葛本康彰 作品記録写真
現代美術作家【葛本康彰】氏による現代美術作品展示をワークショップで制作した参加者の作品とコラボレーションする形で行いました。石見地域の海岸に流れ着いた漂流物を使用したアート作品を展示しました。
この他、前回人気だった演劇ワークショップも再び実施!
◼︎第4回(2023年6月)
大田市内の全小中学校合同、演劇鑑賞会をプロデュース
文化庁主催 子供育成推進事業 文化施設活用事業のプロディースを行い、約1000人の児童生徒に演劇を鑑賞してもらいました。
【2024年の実施内容】
講談
開催期間 2025年2月8日〜9日
会場 西楽寺
講談師 神田松麻呂による講談のワークショップを開催します!
併せて講談の公演も行います!
『神田松麻呂』
1991年 東京生まれ。
俳優を目指し、劇場のスタッフ経験もある異色の経歴をもつ。
2018年 三代目神田松鯉に入門。
2022年9月 落語芸術協会のニツ目に昇進。
2023年より、高座のみならず劇作家・演出家・映画監督など異ジャンルで活躍す
るゲストとのアフタートークも楽しめる構成で展開する「maroシアター」を開催し、講談の普及にも取り組んでいる。
多くの人々にとって「明日への糧」となるような高座を目指して数多くの寄席や講談会で研鎖を積む、将来を嘱望される若手講談師である。
「音楽」
開催期間 2025年2月7日〜2月9日
会場 温泉津窓 湯里まちづくりセンター
打楽器奏者のジャアン谷口氏にをゲストに迎え、地元ミュージシャンと合同コンサート&ワークショプも開催します。
『ジャイアン谷口』
岡山県出身の打楽器奏者。中学校で吹奏楽部の打楽器パートに入ったことが音楽のはじまり。
その後、仙波清彦と出逢い、アシスタントをやりながら様々な音楽、また邦楽囃子も学ぶ。
その他、コンガやジャンベなどラテン楽器を石川雅康に師事。
現在は『仙波清彦とカルガモーズ』、『お囃子プロジェクト』を主にライブ活動などを行っている。その他、舞台音楽としては『もとの黙阿弥』(2015)、『鬼とゆうれいの朗読狂想曲』(2019)、『YUKUE -みつばち-』(2021)などに、テレビ出演としては Eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』のMV、BSフジ『HIT SONG MAKERS~栄光のJ-POP伝説~』青山純追悼スペシャル などに出演。
演劇3団体合同公演&ワークショップ
開催期間 2024年2月14日〜16日
会場 ゲストハウス「ふくや」 湯里まちづくりセンター
地元の劇団である、劇団8chとジュニアミュージカル風花、そして「ハナコキカク」の合同公演を実施します。演劇ワークショップも複数開催!
ハナコキカク
『白石花子(ハナコキカク代表)』
1990年東京都生まれ。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻 卒業。大学在学時より、さいたまネクストシアターに所属。退団後、劇団民藝での5年間の俳優活動を経て、2020年劇団晴天所属。劇団晴天所属後、俳優・脚本編集としての活動を主に行う傍ら、演出助手や制作など様々な形で小劇場から商業演劇まで幅広いジャンルの演劇に携わってきた。
<主な出演作>
『わたしを離さないで』 さいたま芸術劇場 演出:蜷川幸雄
『ゾーヤペーリツのアパート』 東京芸術劇場 演出:黒澤世莉(時間堂)
『渇いた胸の音』 サンモールスタジオ 演出:大西弘記 (TOKYO ハンバーグ)
『KUDAN』座高円寺2 演出:大西弘記(TOKYO ハンバーグ)
『負傷者 16 人』 演出:西部守(劇団民藝)
『暗転セクロス』新宿村Live,大阪インディペンデントシアター 演出:岡本貴也
映画『初仕事』 監督:小山駿助
他
『劇団8ch』
2017年5月に島根県浜田市にて演劇での地域活性化を目標に活動を開始する。
2022年第3回しまね演劇コンクールにて演出賞を受賞。
コロナ禍では映像作品を中心に全国CTVにて約65万世帯に放送するなど活動の幅を広げている。
滞在制作
(一社)Honey &Cottonによる地元住民滞在制作兼ワークショップ
開催期間 2025年2月11日〜16日
会場 温泉津窓 ゲストハウス「ふくや」
ジャズピアニスト 中村真
演劇の構想を練るメンバー
地元住民と共にオリジナル作品を作り上げます。
この公演に出演してくださる地元出演者も募集中です。
『Honey & Cotton』
Honey& Cottonのアトリエを拠点に、國本紗季と平垣温人を中心として「水月の坂ガレージ」の名前で創作活動を行ない、俳優の他、ライブペイント、音楽 といった演劇に限らないアーティストとの共同作業で、Live性の高い作品を作っている。
Honey & Cottonでは、新たなコミュニケーションや人間関係が生まれる機会を作るため、アトリエでの公演の際には上演後来場者を交えての団欒会を行ったり、農イベントと上演を組み合わせるなど、通常の作品の上演・観劇のみに留まらない試みをしている。
2024年1月から3月下旬まで、軽バンで関東から九州を旅して各地で農や芸術の活動を行う人と交流する「種まくキャラバンマーケット~語り売り放浪編~」を敢行。各地のアーティ ストと共同制作なども行った。
今回は俳優の石川雄二、即興音楽家の上野賢治(フルート他)、中村真(ピアノ)と共に、即興表現を取り入れた上演を行う。またワークショップでは地元住民と共に地元にあるものを使用して今回の上演の為の舞台美術を製作。今回上演する「幻燈機ハムレット」は、温泉津の街とのコラボレーション作品ともなる。
シンポジウム〜芸術で過疎化を止める方法(仮)〜
会場 湯里まちづくりセンター
代表竹内大樹、他ゲストを迎えて、住民参加型のシンポジウムを開催します。
「温泉津温泉街飲食店スタンプラリー」
温泉津温泉街にある飲食店を巡るスタンプラリーを開催します!
スタンプラリーの用紙は、本イベントチラシに付属しています。
1スタンプごとに、観劇料金が100円割引となり「最大1500円」割引されます!
(当日、受付でご提示ください。チラシ一枚につき1名のみ利用可能。)
この機会に是非、温泉津温泉街の飲食店もご堪能ください。
【後援(2024年11月現在)】
島根県
島根県教育委員会
大田市
大田市教育委員会
温泉津温泉旅館組合
石見銀山テレビ放送株式会社
山陰中央新報社
日本海テレビ
BSS山陰放送
TSKさんいん中央テレビ
(順不同)